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濃霧を切り裂くような力強さでCWコースを駆け抜けた。昨年2着のサウンズオブアースは、エイシンパライソ(500万下)を追走し、直線で外からあっという間にかわして1馬身半先着。ラスト1ハロン12秒1の切れ味を見せた。
「勝負どころでモタつく競馬が続いているので、1頭を前に置いて、外に出した瞬間に抜け出せるように調教してきた。反応は非常に良かった」と藤岡調教師は満足げだ。
前走のジャパンCは2着。「過去最高のデキだったので、維持できればと思っていたが、それ以上にいい状態だと思う」とトレーナーも驚くほどの良化ぶりで、ムードは最高潮に達している。
枠順は〔3〕枠(6)番に決定し、M・デムーロ騎手は「いい枠」とニッコリ。「勝ってGI馬にしてあげたい」。藤岡調教師にとっても、今度こその思いは強い。
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