競馬ニュース > 記事
0秒3差6着だった昨年以上の“本気度”だ。フランスのイラプトが入念かつ意欲的に、05年アルカセット以来の外国馬Vへアピールした。
東京では54年ぶりだという11月の初雪。白く覆われた東京競馬場で芝のコンディションをサッと確認後、ダートコースで2周目の向正面からペースを上げた。府中の馬場も経験済みとあって、走りは実にスムーズ。ラスト1Fは馬なりで13秒4と脚を伸ばした。
「動きにはすごく満足している。前走後もすごく状態がいい」とグラファール調教師。凱旋門賞(5着)後で初の国外遠征だった昨年に比べて、今年は加GIカナディアン国際Sを勝ってきての参戦と着実にキャリアアップ。それがトレーナーを強気にさせる。
「昨年も3歳としてはよく走ってくれたけど、今年は体が引き締まって改善され、精神的にも成長した。左回りが得意だし、何より東京が合うことは証明済みだから」。優勝賞金3億円のビッグマネー獲得を目指し、刺客が87年ルグロリュー以来のフランス馬Vへ万全の態勢を整えた。(夕刊フジ)
★ジャパンカップの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★「ジャパンC」特集!馬柱&調教タイム&談話などを無料公開