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21日の中山11Rラピスラズリステークス(3歳上オープン、芝1200メートル)は、中舘英二騎手騎乗の13番人気アフォード(牡5歳、栗東・北出成人厩舎)が中団追走から差し切って完勝。タイムは1分9秒4(稍重)。
快速メモリアルイヤーがハナに立ったものの、内からアースソニックが競り書け、さらにエーシンヒットマンやツインクルスター、ハノハノも加わってハイペースの展開。4コーナーでは3頭の馬が外に振られるアクシデントもあったが、直線半ばで先行馬は総崩れとなる。中団以降に待機した馬たちが一気に形勢を逆転したが、なかでも伸び脚が目立ったのは伏兵アフォード。1年10カ月ぶりにコンビを組んだ中舘騎手の叱咤に応じてグイグイと伸び、オープン初勝利を飾った。3/4馬身差の2着も後方から伸びてきた8番人気キングレオポルドで馬単の配当が10万円を超える波乱の決着。2着とハナ差の3着が1番人気プレイズエターナルだった。
アフォードは、父サクラバクシンオー、母プリティメイズ、母の父ゼネラリストという血統。通算成績は23戦6勝となった。
中舘騎手は「以前乗ったときよりも馬が良くなっていたし、終始すごくスムーズな競馬ができましたからね。後ろの馬が早めに動いてくれたのも良かったんじゃないかな」とベテランらしく冷静に勝因を分析していた。
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