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古馬の一線級が集う産経賞オールカマーの追い切りが21日、東西のトレセンで行われた。女王は“静”の調整だ。宝塚記念1着以来のマリアライトは、Wコースの大外を回ってペースを上げ、単走で馬なりのまま5ハロン71秒1、3ハロン40秒3-13秒4。軽めのタイムにとどめた。前日までの雨の影響でかなり重たい馬場状態になったがフォームに乱れはない。上々の仕上がりだ。
久保田調教師は「力の要る馬場の割にはよく頑張っていました。1週前の時点で馬体重は450キロちょっとあったけど、いつも通りに調教をやってだから気にしていません。秋初戦としては、しっかり仕上げたつもりです」と満足げな表情を浮かべる。
重賞未勝利の身で挑んだ昨年は5着だったが、今年はGI2勝馬としての参戦。「去年とは立場が変わったので、どこまでやれるか…とは言っていられない。ゴールドアクターには勝てていない(2戦2敗)ので、どこかで勝ちたい」と意欲を見せた。
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