芝マイルで初めて土がついたマイラーズＣ４着のカレンブラックヒルは栗東坂路で単走。雨馬場を苦にせず馬なりに終始し、ラスト１Ｆは１２秒３としっかり伸びた。

　「ガラッと変わってはいないけど上積みは感じた」と秋山騎手。前走はいったんは先頭に立ったが、「ガス欠かな。ハイペースもあって最後に止まってしまった」。他馬より１キロ重い５８キロの影響もあったか。

　今回は定量戦に替わって、ＮＨＫマイルＣを制しているベスト舞台。平田調教師は「前走は先行勢で唯一踏ん張ったし、グランプリボスから０秒１差なら悲観することはない。ベストの東京マイルで負けられないし、負けたくない」と言い切った。

（夕刊フジ）

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