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天皇賞・春で(18)番の馬は1頭しか勝っていないが、15頭中で5番人気以内はわずか3頭。実力が劣っていたことが不振の大きな理由だ。(18)番ではないが、大外枠(出走馬10頭以上の時)で勝った5頭は全て3番人気以内。実力があれば、大外枠でも不安はない。1985年の天皇賞・春を大外(15)番のシンボリルドルフで制した元騎手の岡部幸雄さん(63)は、オルフェーヴルについて「本当に悪い癖がある馬ならば、調教再審査もスムーズにはパスしないはず。天皇賞ではペースメーカー的な馬も出てくるのではないか。飛ばしてくれて、前に馬を置く形をつくれば、走りやすいだろう」と話している。前走の阪神大賞典は非常にペースが遅かったが、GIの今回はそれほど遅い流れにならないはず。大外枠でも前に壁を作る競馬ができる可能性は高い。