競馬ニュース > 記事
昨年の香港Cを制したエイシンヒカリ(栗東・坂口正則厩舎、牡5歳)が、欧州遠征を計画していることが明らかになった。フランスのGI・イスパーン賞(5月24日、シャンティー、芝1800メートル)から英GI・プリンスオブウェールズS(6月15日、アスコット、芝2000メートル)に向かうローテーションで、鞍上は武豊騎手の予定。
坂口調教師は「宝塚記念(6月26日、阪神、GI、芝2200メートル)では長いみたいで、国内だと適当な距離のレースがないからね。順調にいけば、それを目標にやっていく」と説明した。当初は4月24日の香港GI・クイーンエリザベスIICを目標にしていたが、体調が整わずに参戦を回避しており、19日からコースでの調教を再開する。
エイシンヒカリは香港Cの勝利によって123ポンドというレーティングを獲得。世界8位タイの数値で、昨年の日本調教馬として最も高い評価だった。遠征初戦のイスパーン賞には、ドバイターフを見送った欧州最強マイラーのソロウ(フランス=フレディー・ヘッド厩舎、セン6歳)も出走予定。大いに注目される対決となりそうだ。
★エイシンヒカリの競走成績はこちら
![](/common/img/timeline/thumb-up.png)