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10日の中山11Rニューイヤーステークス(4歳上オープン、芝1600メートル)は、横山典弘騎手騎乗の3番人気ダイワリベラル(牡5歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)がゴール前の大接戦をわずかに制してV。昇級初戦でオープン初勝利を飾った。タイムは1分34秒3(良)。
最内のペイシャフェリスがスムーズに先手を取り、2番手にコスモソーンパークがつける。その後ろにアーデントが続き、ダイワリベラルとダローネガが4番手を併走。人気のグランシルクは最後方からの競馬となった。オープンとしてはかなりのスローペースになり、ペイシャフェリスがマイペースの逃げ。直線に向いてもコスモソーンパークと叩き合いを繰り広げる。しかし、好位のインをロスなく進んだダイワリベラルが徐々に前の2頭に接近。さらに大外からようやくグランシルクも猛追して、ゴール前は大接戦となった。1着争いはダイワリベラルとコスモソーンパークによるきわどい写真判定となったが、わずかにハナ差、ダイワリベラルが先着。前走の市川Sに続き、中山マイル戦をハナ差で制して、オープン初勝利を飾った。2着は6番人気のコスモソーンパーク。さらにクビ差の3着がグランシルクだった。
ダイワリベラルは、父ダイワメジャー、母オレンジジェラート、母の父トニービンという血統。通算成績は20戦6勝となった。
横山典騎手は「前回乗った感じとそれほど変わりなかったです。体には余裕がありましたが、よく頑張って走ってくれました。強い競馬だったと思います」とコンビを組んで4戦3勝のパートナーを称えていた。
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