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【香港10日=松永昌也】12日にシャティン競馬場で行われる香港マイル(GI、芝1600メートル)に出走するエーシンフォワード(栗・西園、牡5)と、香港ヴァーズ(GI、芝2400メートル)に出走するジャガーメイル(美・堀、牡6)は10日、シャティン競馬場のオールウェザートラックに2頭揃って入り、キャンターで調整を行った。
どちらも遠征の疲れを見せず、動きは軽やか。状態に問題はなさそうだ。「競馬の前なので、軽めの調教。馬体重も戻って、状態は良いです」とエーシンフォワードの山本調教助手は話す。
この日は、ジャガーメイルに堀調教師が合流。コースからパドックを並んで歩くなど、スクーリングも入念に行った。騎乗こそしなかったが、見守っていたC・ウィリアムズ騎手も「いい雰囲気だね。トレーナーからも状態はハッピーと聞いている」と天皇賞・春以来のGI2勝目に向けて、明るい表情だ。強敵はの質問には「アメリケンとはメルボルンCで戦ったけど、あっさり突き放された(モナココンサルで14着)。でも、今回は僕にもチャンスがある。速めのペースで前々で運べれば」とやる気十分だった。