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ウマニティ・プロ予想MAXでも活躍しているJRDBの馬体診断士・金子京介氏が16日、ウマニティチャンネル「スガダイの勝ちに行く競馬予想」に出演。オークス(3歳・牝・G1・芝2400m)に出走する馬の中から注目馬を3頭ピックアップし、その推奨理由について解説した。
金子氏の注目馬1頭目は⑦ステレンボッシュ。「今年は差し馬決着となったが、特に桜花賞のレベルが高かった。他の路線の組も見ていても桜花賞組を脅かすような先行する強力な馬も存在せず素直に評価すべき。」とハイレベル桜花賞を制した点をシンプルに評価。「桜花賞はまだつけ入る隙のある馬体でいかにも良化余地を残している状態での完勝。これからさらに良くなる気配はむんむん漂っているのでここは期待できる。」と馬体面からの上積みが見込める点を評価した。
注目馬2頭目は⑫チェルヴィニア。「素質は高く評価ししている馬だが、前走は期間が空いたことによる調整の難しさ、18番枠が堪えた印象。さらに鞍上のムルザバエフ騎手の穴馬クラスの重賞成績が壊滅的で今春はまったく来なかった。ムルザバエフ騎手からの次走巻き返しがすでに何例かあり、この馬の凡走の要因としても考えられる。」と前走の敗因を分析。「ハービンジャー産駒は外人騎手で力を発揮する例が頻出していて、特にルメール騎手の成績は凄まじく、複勝率は5割を超える。馬体的に緩く、パーツが長く、ディープ産駒のように弾けない持久力のある馬の能力を引き出す騎乗はピカイチ。」とルメール騎手への乗り代わりは大きくプラスに働くとコメント。
注目馬の3頭目は⑭ライトバック。「桜花賞のレベルを評価しているので3着だったこの馬は当然評価。あの競馬内容を見るにオークスを見据えての内容と見ている。馬体的にはまとまったタイプ。後ろ足の繋ぎが立っている方で足自体も長く、長い距離は問題ないと見る。厩舎の実績は長距離戦で未知数だが、馬体的にはこなすと思う。」と桜花賞で見せた実力をオークスでも発揮できると見立てた。
■金子京介氏の注目馬
⑦ステレンボッシュ ⑫チェルヴィニア ⑭ライトバック