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オーナーブリーダーの(株)ノースヒルズにとっては昨年のJBCスプリント(グレイスフルリープ)以来、17度目のJRA・GI制覇(J・GI2勝を含む)。所用で不在だった前田晋二氏の代理で表彰台に立った兄の幸治氏(ノースヒルズ代表)は「安心して見ていられた。ディープ産駒の生産馬がGIを勝ったのはキズナ以来。向こうはナタの切れ味、こっちはカミソリの切れ味がある。なかなか、これだけの馬は当たらないよ」と喜びを口にした。
2戦目を前に馬主名義をノースヒルズから前田晋二氏に変更。3戦無敗でGIウイナーになり、クラシック戦線の主役に名乗りをあげた。「中山も経験したし、皐月賞に直行します。もちろん一番の目標はダービー。その先? それは(ダービーを)勝ってからの話だね」と幸治代表は笑い飛ばした。来春の結果次第では、海外遠征も視野に入ってくるだろう。
当歳に全弟がおり、母ロードクロサイトはハーツクライを受胎中。来春はキズナとの交配が予定されており、夢は広がるばかりだ。
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