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若葉ステークス(21日、阪神11R、3歳オープン(混)(指)、馬齢、芝・内2000メートル、1着本賞金1900万円、1、2着馬に皐月賞の優先出走権 =出走8頭)アンドレアシュ・シュタルケ騎乗で8番人気のレッドソロモンが好位から抜け出し、未勝利戦から2連勝。1馬身3/4差2着の7番人気ワンダーアツレッタとともに、皐月賞(4月19日、中山、GI、芝2000メートル)の優先出走権を獲得した。タイム2分3秒0(良)。1番人気のポルトドートウィユは4着、2番人気のアダムスブリッジは3着だった。
未勝利戦を勝ち上がったばかりのレッドソロモンが、8頭立て8番人気という低評価を覆す走りで皐月賞の切符をゲット。シュタルケ騎手は満足げに切り出した。
「追い出してからも物見をしていて、まだ子供っぽいけど、前走から着けているブリンカーがきいていた。距離はもつと思うので本番も頑張ってくれると思う」
道中は3番手で流れに乗って最後の直線に向くと、良発表ながら緩い馬場を力強く捕らえて加速。残り100メートルで先頭に立ち、人気を集めたポルトドートウィユ、アダムスブリッジの追撃を許さなかった。
「いいポジションにはまって、ちょっと緩い馬場も味方してくれた」と庄野調教師。シュタルケ騎手は29日で短期免許が切れるだけに「(鞍上を)探さないと。勝っていけるのはいい。楽しみだね」と先を見据えた。
2連勝と弾みをつけて東上するレッドソロモンが、本番でも波乱を呼び起こす。 (川端亮平)
◆川田騎手(ワンダーアツレッタ2着) 「道中、外から1頭来たので、(ハミを)かみながらになりましたが、最後まで辛抱してくれました。権利を獲れてよかった」
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