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《戦評》二の脚を利かせてハナを奪うと、1馬身ほどリードを保って直線へ。他の馬が緩い馬場にもがくのを尻目に楽々と再加速して、7馬身差の圧勝。勝ち時計1分24秒3は同日の古馬500万下と同じ。
《血統》祖母レディパステルは2001年オークスなど重賞3勝。母レディハピネスは未勝利も、モンジュー→トニービン→ブラッシンググルームと欧州の名種牡馬が連なる母系はスピードとスタミナに優れている。父ダイワメジャーはGI5勝の名中距離馬。2000メートルまではもちそう。
《将来性》松田騎手は「まだ余力があった。距離はもう少しもちそう。先々が楽しみ」と評価。速い時計への対応や馬群での競馬になったときにどうかなど課題はあるが、それを差し引いても魅力的なスピードの持ち主。血統的にも成長力十分で、一流馬に育ちそうな印象だ。