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メンバー中唯一、フェアリーSで重賞を勝っている(1)コスモネモシンは坂路2本目に64秒7。落ち着いた雰囲気のフットワークで駆け上がった。オークス15着以来の休み明けで、帰厩してからの日も浅いが、太め感のない好仕上がり。清水英調教師は「スッと折り合いがついたし、久々でも問題ない仕上がりですね」と納得の表情だった。中山は4戦2勝2着1回と得意にしているコース。「実績を考えれば負けられないぐらいの気持ちだけど、不安があるとすれば距離かな。でも馬も人も中山の走り方は知っているからね」と、コース相性の良さで克服することを願っていた。
新馬、500万下を連勝し、スイートピーS6着以来休養していた(11)クラックシードはWで軽めのキャンターを2周。小柄ながらも軽快な動きで、休み明けでも仕上がりは上々だ。「十分に乗り込んできたし、休養前に減っていた馬体も戻っているから」。鈴木康調教師は、立て直して改めて愛馬の能力を示せることに自信を見せていた。
未勝利戦を5馬身差で圧勝して挑戦してきた(14)フローリストライフは坂路を67秒9でキャンター。ゆったりとした走りにも落ち着きがあって、良好な気配を見せていた。斉藤調教助手は「馬体は少し増えているかもしれませんけど、問題はないですよ。久々を苦にする馬ではないし、ここも楽しみにしています」と、いきなりのオープン挑戦でも期待していた。
フローラS取り消し後、立て直して(2)〔1〕着の(7)ディアアレトゥーサ。前日は角馬場で体をほぐしてWでキャンター。軽快な走りで変わりなく順調をアピールしていた。畠山吉調教師は「秋のローテを考えて、新潟後半のレースを見送って、ここまで待機。それが良かったのか、いい状態になっています。春の頃の弱さが解消してきました。春には強い相手と戦ってきて、今回のメンバーでどうかですが、楽しみにしています」と、GI出走のためにも2着以内での権利奪取を狙っていた。
休み明けの前走で牡馬相手に2着と健闘した(4)エバーシャイニングはポリで軽めのキャンターだったが、柔らかい脚さばきを見せた。「前走の時計も良かったし、中間の疲れも取れていい仕上がりになった」と勢司調教師は状態面には満足そうだった。
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