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連覇へ、チャンピオンズC7着以来のモーニンが栗東坂路で圧巻の動きを見せた。
まだ寒い開門直後、単走でペースを上げた。コースの中央寄りを一切ブレのない力強いフットワークで突き進み、気合をつけられた後半も勢いは衰えず、4F50秒4、ラスト1F11秒9の素晴らしいフィニッシュだ。
中間に発症したフレグモーネの不安を一掃する貫禄の豪快デモに、石坂調教師は「時計が速すぎた。先週併せ馬でやっているので、強い負荷はいらなかったんだけど…」とやや心配そうだが、具合が良くなければこのタイムは出ない。
根岸Sから連勝した昨年のV以降、精神的なモロさをのぞかせて(8)(2)(7)(7)着と結果を出せずにいるが、「前走は外からかぶされたのがすべて。すぐにリフレュシュさせて、ここを目標に調整した。フレグモーネも2日程度で治まったので影響はないと思う。なかなか結果は出ないが、馬は去年と同じか、それ以上に力をつけている」とキッパリ。
「世界No.1のジョッキーが乗ってくれるのも心強い」というムーアを鞍上に迎え、復活のときを待つ。(夕刊フジ)
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