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19日の東京11R・オークス(G1、芝2400m)は、C.ルメール騎手騎乗の2番人気チェルヴィニアが勝利。桜花賞13着から見事に巻き返し、樫の女王に輝いた。
ヴィントシュティレ、ショウナンマヌエラの2頭が1000m57秒7のペースで飛ばす展開をチェルヴィニアは中団後方で待機。桜花賞馬ステレンボッシュをマークするような位置取りでレースを進める。直線に入ると、早め先頭に躍り出たクイーンズウォークを内からステレンボッシュが満を持して捕らえにいくが、さらにこれを目がけてチェルヴィニアが大外から襲いかかる。最後はチェルヴィニアがステレンボッシュに半馬身差をつけてゴール板を駆け抜け、桜花賞惨敗の雪辱を果たした。勝ちタイムは2分24秒0(良)。2着に1番人気ステレンボッシュ、3着には直線鋭く追い込んだ3番人気ライトバックが入った。
勝利騎手インタビューに臨んだルメール騎手は、「ドバイで落馬した時、大きなサポートをしてくれた奥さん。彼女のおかげで今日は元気に乗れました」と、まずは愛妻へ感謝。そして、「(2歳時に)G3を勝ったときに高いポテンシャルを見せていたので、クラシックに行けると思いました。桜花賞はいい結果を出せませんでしたが、今日は勝つ自信がありました。直線では本当のチェルヴィニアを見せることができました」と、勝利の喜びを語った。最後に来週のダービーへの意気込みを問われると、「2017年と同じくダブルで勝ちたいです。チャンスがあるから頑張りたいです」と、オークス&ダービーのG1連勝へ意欲を見せた。
勝ったチェルヴィニアは、父ハービンジャー、母チェッキーノ、母父キングカメハメハという血統の3歳牝馬。美浦・木村哲也厩舎の管理馬で、生産者はノーザンファーム。馬主は有限会社サンデーレーシング。通算成績5戦3勝。
■払戻金
単勝 :12 460円(2番人気)
複勝 :12 140円(2番人気)
7 110円(1番人気)
14 190円(3番人気)
枠連 :4-6 640円(2番人気)
馬連 :7-12 590円(1番人気)
ワイド:7-12 260円(1番人気)
12-14 760円(10番人気)
7-14 380円(2番人気)
馬単 :12-7 1,300円(3番人気)
3連複:7-12-14 1,690円(1番人気)
3連単:12-7-14 8,060円(9番人気)