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9月16日の阪神11R・ケフェウスステークス(3歳以上オープン、芝2000メートル、ハンデ、10頭立て)は、2番人気でクリストフ・ルメール騎手とコンビを組んだハンデ56キロのエピファニー(牡4歳、美浦・宮田敬介厩舎)が中団追走から差し切ってオープン初勝利。タイムは1分57秒2(良)。
1馬身差の2着は後方2番手から鋭く伸びたスタッドリー(8番人気)。さらに1/2馬身差の3着には外から末脚を伸ばしたヤマニンサンパ(5番人気)が入った。
大外から1番人気のマテンロウスカイが先手を取り、2番手以下を引き離した逃げを打つ。アルナシームが2番手で、そこからさらに離れてアーティット、アドマイヤビルゴが続いた。前2頭がリードしたものの、ややペースが速くなり、直線に入ると勢いが止まる。ゴール前では様相が一変。エピファニーが中団から鋭く伸び、後方から脚を使ったスタッドリーとヤマニンサンパを退けて快勝した。破竹の4連勝でオープン入りを果たしてから4連敗を喫していたが、待望の白星。今後に期待が膨らむ大きな1勝を手にした。
ケフェウスSを制したエピファニーは、父エピファネイア、母ルールブリタニア、母の父ディープインパクトという血統。通算成績は11戦5勝となった。
◆C・ルメール騎手(1着 エピファニー)「彼にとって、きょうのペースは良かったですね。ずっと冷静に走れていて、最後もよく伸びました。本来は広い競馬場の1800メートルがベストだと思うけれど、ペースのおかげで勝つことができました」