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最高価格馬は、やはりこの人が競り落とした。ディープインパクト産駒「リッスンの2016」(牡)は2億9160万円(税込み)で“サトノ”の里見治氏の下に落ちた。
「2億は超えると思っていたけど、少し高かったかな。でも、昨年参加したときは、まだGIを勝っていなかったからね。やってきたことは間違っていなかったし、背伸びして頑張った」
全姉タッチングスピーチはGIIローズSの勝ち馬。預託先となる池江泰寿調教師は「値段に見合った馬だと思いますよ。将来的にはGIを勝てると思うし、種牡馬になれると思う」と高額の回収にも自信を見せていた。
昨年の菊花賞(サトノダイヤモンド)で悲願のGI初制覇を達成してから、半年あまりの間に国内外でGIを6勝。飛ぶ鳥を落とす勢いの“サトノ軍団”に、新たなヒーロー候補が加わった。