競馬ニュース > 記事
11日の中京5R2歳新馬(芝1600メートル)は、川田将雅騎手騎乗の3番人気アドマイヤリード(牝、栗東・松田博資厩舎)がゴール寸前で差し切り、新馬勝ちを決めた。タイムは1分39秒9(稍重)。
エスペランサリュウがダッシュ良く先手を取り、人気のシルバーステートが2番手。その後ろにマディディ、オーバーカム、クロスアンジュなどが続いた。淡々とした流れのまま直線に向き、2番手からシルバーステートが満を持して先頭に躍り出る。しっかりした脚どりで突き放し、そのまま押し切るかと思われたが、道中は中団にいたアドマイヤリードが外に持ち出してグイグイと加速。398キロの小柄な牝馬が鋭い決め手を発揮して一気に迫り、ゴール寸前でシルバーステートをアタマ差かわして初陣を飾った。2着がシルバーステートで、さらに2馬身1/2差の3着には2番人気のオーバーカムが入っている。
アドマイヤリードは、父ステイゴールド、母ベルアリュールII、母の父Numerousという血統。母はアメリカ、フランスでGIIIを勝った活躍馬。おじJukebox JuryはGI愛セントレジャー、独GIオイロパ賞の勝ち馬。
川田騎手は「まだ動かしていないぶん、ササるところはありましたが、こういう強いメンバーに勝ってくれました。体が小さい馬なので、もう少し体が増えてほしいですね」と素質を評価しつつ、フィジカル面の成長を望んでいた。
★11日中京5R「2歳新馬」の着順&払戻金はこちら
![](/common/img/timeline/thumb-up.png)