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米3冠に挑戦してきたラニ(栗東・松永幹厩舎)がいよいよ11日(日本時間12日)、米ニューヨーク州ベルモントパーク競馬場で行われる最終戦「第148回ベルモントS」(GI、ダ2400メートル)に挑む。ケンタッキーダービー9着→プリークネスS5着ときて、今度こそ好勝負が期待できそうだ。
中1週、中2週の厳しいローテで転戦してきたが、9日にベルモントのダートコースで5F60秒5、ラスト1F11秒0をマークするなど元気いっぱい。「追った後も本当に順調。当日は雨の予報だけど、体調が非常に良いので問題ないと思う。3冠の最後だし、距離が延びるここを一番の目標にしてきたので」と松永幹調教師。
仏イスパーン賞をエイシンヒカリで圧勝し“世界のユタカ”を強烈にアピールしてきた武豊騎手も、日本馬初の米3冠レースVという快挙に向け注目の的。9日には大リーグ・NYヤンキースの田中将大選手と、ヤンキースタジアムで健闘を誓い合った。
レースは13頭立て。2冠(2)(1)着のエグザジャレイター(米=K・デザーモ厩舎)が最大の強敵になりそうだ。
(夕刊フジ)
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