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第78回日本ダービー(29日、東京11R、GI、3歳オープン、芝2400メートル、1着賞金1億5000万円=出走18頭)10番人気のウインバリアシオンが2着に食い込んだ。
手綱を取った51歳2カ月の安藤勝は4月の桜花賞をマルセリーナで制し、クラシックレースの年長優勝記録を更新したばかり。優勝していれば、増沢末夫の日本ダービー年長優勝記録、48歳7カ月を塗り替えるところだったが、オルフェーヴルに1馬身3/4及ばなかった。
「勝負どころでグンと伸びたし、勝ったと思ったんだけどなあ」とちょっぴり悔しそうな表情を見せた。だが、後ろから3、4番手の位置から直線で鋭く伸びての2着に「この馬の力は出せたと思う。相手が強かったね」と最後はさばさばした口調だった。(共同)