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サンスポ杯阪神牝馬Sを快勝したマスクトディーヴァが、「第19回ヴィクトリアマイル」でGⅠ初制覇へ挑む。ゲートをクリアし、府中の長い直線でも豪脚を炸裂させるか。送り出す辻野泰之調教師(42)の口ぶりからも期待の大きさが伝わってくる。
――阪神牝馬Sで2度目の重賞制覇
「2走前の東京新聞杯はアクシデントでうまくレースを運べなかった。それで、前走はその悔しい思いを払拭してほしかった。ペースが落ち着いて包まれる形になったが、ジョッキーの腕とこの馬の瞬発力に助けられた」
――この中間は
「山元トレセンに放牧に出て、帰厩後は2週前追い切りから動きの質が上がってきた。1週前はしっかり負荷をかけてイメージより動きが良かったし、去年ならこれだけの追い切りをしたら息が乱れていたが、今回は息の入りも良かった」
――最終追い切りは坂路で4ハロン52秒9、ラスト1ハロン12秒1
「坂路でバランスを整えた。予定より時計は速くなったが、フォームも乱れず、軽々と駆け上がってきた」
――GⅠ制覇へ期待が高まる
「適性としては、マイルよりもう少し長い距離のほうがいいかなと思うが、センスの良さや能力でカバーできる。ゲートは練習で穏やかでも競馬場でのテンションは行ってみないと分からない。ジョッキーもそのあたりは分かってくれているので、とにかくスタートだけだと思う」(夕刊フジ)