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ブラジルから約37時間かけて美浦トレセンに駆けつけたモレイラ騎手は、ラジオNIKKEI賞3着レーベンスティールの最終追い切りに騎乗。Wコースでセイルオンセイラー(3勝)を2馬身ほど追走し、直線で内に入ると抜群の手応えで伸び、6ハロン80秒9-11秒6をマーク。馬なりのまま半馬身先着した。鞍上は「フットワークも含め、動きが全体的に良かったです。仕上がりがいいですね。いい馬と感じましたし、月曜にレースで乗るのが楽しみ」と笑顔を見せた。
また、ローズSで騎乗する2連勝中のコンクシェルについても映像をチェックしたと言い、「ここ2戦はいい勝ち方。重賞になるけど、いい馬だと思うのでとても楽しみ」と期待を寄せた。
5年ぶりに美浦トレセンを訪れたモレイラ騎手は18日まででJRAの短期免許期間が終了。その後は一旦ブラジルに戻るが、「ビザや面接の結果次第ではありますが、富士Sの週(10月21日)から阪神JFの週(12月10日)まで、また日本に来られるよう申請しています」と秋のGⅠシーズンに参戦する意向を示した。秋も〝雷神〟の手綱さばきに注目したい。また、現時点でJRAの通年免許試験に再挑戦する予定はないと話した。