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今週は府中で〝キタサンまつり〟だ! 24日に東京競馬場で行われるサンスポ賞フローラSに、キタサンシュガー(栗・清水久、牝)が参戦。父キタサンブラックと同じく、オーナーは歌手の北島三郎氏(名義は(有)大野商事)で、調教師も担当厩務員も父と同じ。陣営はオークス(5月22日、東京、GⅠ、芝2000メートル)の権利取りに意欲を燃やしている。
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厩舎ゆかりの血統馬で、大舞台へと向かいたい。サンスポ賞でオークスの出走権獲得を目指すキタサンシュガーは、現3歳世代が初年度で、先週の皐月賞2着馬イクイノックスと同じキタサンブラック産駒。父も管理した清水久調教師が、大事な一戦への思いを口にする。
「いいメンバーがそろいましたし、挑戦者なのでどこまで食い込めるか。オーナーのためにも大きい舞台に乗せたいですね」
そのオーナーは、JRA・GⅠ7勝を挙げた父キタサンブラックも所有した歌手の北島三郎。厩舎だけでなく、世話役の辻田厩務員も父を担当していただけに、陣営の思い入れはひとしおだ。
「大きさは違うけど、シルエットや素軽さ、まじめなところは似ていますね」とトレーナーが語れば、辻田厩務員も「優等生だし、オンとオフの切り替えができています」と父の特徴を受け継ぐ娘に目を細める。
前走のフラワーCは出負けして7着。それでも、直線の短い中山で、最後方からジワジワと追い上げており、キャリア2戦目だったことも考慮すれば悲観する内容ではない。今回は東京芝2000メートルが舞台。コースも距離も初めてになるが、この中間はゲートの駐立確認を入念に行うなど、権利獲得へ準備万端だ。
「舞台はいいですね。直線も長く、まぎれも少ない。(ゲートも)今は安心していますし、成長曲線しかないと思うので。結果を出したいですね」と指揮官は力を込めた。
北島オーナーのために─。厩舎一丸となって送り出すキタサンシュガーが、週末の府中を熱く盛り上げる。
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和寂
オークスの距離間違えてませんか
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ウマニティ ウマニティ編集部 | 108878 |