ラジオＮＩＫＫＥＩ賞で重賞初Ｖを飾ったアンビシャスが、古馬を撃破しての盾挑戦を目論む。

　栗東坂路でヒストリカルを半馬身追走し、１４秒０－１３秒０－１２秒４とスムーズに加速。ラスト１Ｆで並びかけ、デムーロ騎手が懸命に追ったが、馬なりのヒストリカルをかわせず併入した。しかし脚取りはしっかりとして、切れも十分。相手は重賞級の古馬ＯＰだけに悲観する内容ではない。

　「先週、今週とデムーロ騎手に乗ってもらい、けさはしっかりやってほしいと指示した。馬場状態の差で時計は先週のほうが速かったが、けさのほうがしっかり併せられた。ジョッキーも『いい動きだった』と言っていたよ」と音無調教師。

　春はダービーＴＲプリンシパルＳを勝ったが、距離を考慮しラジオＮＩＫＫＥＩ賞へ。秋も菊花賞ではなく盾へ参戦と早くから決めていた。

　「（毎日王冠の）この距離は合うが、開幕週だから行った行ったで決まったら仕方ない。前へ行くこともできるけど、持ち味が出せないから。前半我慢して、どれだけいい脚を繰り出せるか。いずれにしろこのままの賞金で天皇賞に出るのは厳しいので、２着以内に入って賞金を加算したい」と、トレーナーは力が入っている。（夕刊フジ）

★毎日王冠の特別登録馬（想定騎手入り）はこちら

この記事はいかがでしたか？

 (0)