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3日の中山9Rカンナステークス(2歳オープン、芝1200メートル)は、横山典弘騎手騎乗のボーダレス(牝、美浦・伊藤圭三厩舎)が直線鮮やかに差し切って快勝。オープン初勝利を飾った。タイムは1分8秒7(良)。
コスモアルコンがじわっと先手を取り、ブランデーグラスが2番手をキープ。好位にはルキナ、マイネルパッセ、ファジーネーブルなどが続き、人気のヒルダは中団のインを追走した。マイペースで運んだコスモアルコンが粘り込みを図ったが、道中で6番手のインを進んだボーダレスが鋭い差し脚を発揮。うまくあいたスペースを突いて鮮やかに差し切り、オープン初勝利をマークした。1馬身1/4差の2着が2番人気のコスモアルコン。さらに3/4馬身差の3着には道営から転入初戦のフレンチイデアルが入っている。
ボーダレスは、父アドマイヤムーン、母コスモポリタン、母の父Cadeaux Genereuxという血統。通算成績は5戦2勝となった。
横山典騎手は「前走で控える競馬をしたら思ったほどはじけてくれなかったけど、きょうは返し馬からうまく体を使ったフットワークで走れていて、イメージが違っていました。競馬でも思い通りの脚を使ってくれたし、いい方向に馬が変わってきましたね」とキャリア5戦を誇るパートナーが経験を力に替えていることに手応えを感じている口ぶりだった。
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