スプリンターズステークス（１日、中山１１Ｒ、ＧＩ、３歳上オープン国際（指）、定量、芝・外１２００メートル、１着本賞金９８００万円　＝出走１６頭）（株）東京ホースレーシングの西川哲代表（４９）は、直線の激しい攻防に一瞬、目をつぶったという。「ヒヤヒヤだったね。でも上手に乗ってくれた。この勝利は大きい」とホッとした表情を浮かべた。米ＧＩブリーダーズＣへの招待状が届くなど次走の選択肢は大きく広がったが、「マイルまでなら芝、ダート何でもこい。香港でのリベンジも果たしたいし、これからじっくり」（西川氏）プランを考える方針だ。

　生産者として表彰台に上がった社台ファームの吉田照哉代表（６９）も、「本当に強くなった」と破顔一笑。続けて、「来年も走ることになるんじゃないかな。これで種牡馬としての価値がグンと上がったね」と現役続行を示唆し、目を細めていた。

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