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連覇へ、状態面での不安はない。11着に終わった有馬記念のショックもなく、サトノノブレスが雨の栗東CWコースで持ったまま先着だ。
ジューヴルエールの3馬身後方からゆったりスタート。コンビ3走目の池添騎手と折り合い、自分のリズムで追走した。4Fで2馬身差、3Fで1馬身差に詰め、4角で内へ。流れのなかで無理なくスッと加速して、馬体が並んだゴール前でも余力は十分。ラスト1F12秒2で、楽々と1馬身突き放した。
「中2週なので感触を確かめただけ。有馬記念の追い切りは押し気味に4角から上がって行ったけど、けさは直線に向くまでしっかり待って、手前を替えてからスムーズに伸びた。前走よりいい攻め馬だったし、順調」とジョッキー。
仕上がり万全なら、残る課題はひとつ。トップハンデ58キロだ。「それさえ克服できればと思う。去年勝っているし、控えた有馬と違って、今度は自分のスタイルでやるつもり。力のある馬だし、状態もいい。自信を持って臨みたい」
連覇へ、「跳びがきれいな馬なので良馬場でやりたい」という望みどおり、今週末は天気も回復する見込み。スピードが生きる芝で持ち味全開だ。(夕刊フジ)
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