府中牝馬Ｓを快勝したディアデラマドレは栗東ＣＷコースで３頭併せ。エアウルフ→ハッピーモーメント→マドレの順番で１馬身間隔で続いて、「ゆったりしたペースでどう折り合うか。とりわけ、そこを見たかった。じっくり乗れたし、しまいもしっかりと反応してくれました」と、藤岡康騎手は好手応えに声を弾ませた。

　それもそのはず、意のままに動いて、ラスト１Ｆ１１秒６で２頭に先着なら文句のひとつも出てこない。

　「前走で馬ごみに対応できたし、去年はテンションが高くなったスタンド前のスタートも、精神面で成長した今なら気にならない。良馬場で身上の切れを生かしたい」とジョッキー。前走で見せた２着スマートレイアーと並ぶ最速の切れ味（３Ｆ３３秒２）からも、好勝負が期待できる。（夕刊フジ）

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