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高松宮記念2着以来となるスリープレスナイトが好仕上がりだ。8月12日の初時計から今回が9本目。上村騎手を背に栗東坂路を軽快に駆け上がってくる。前半から実にリズミカルなフットワーク、ラスト1ハロンも12秒5(4ハロンは計時不能)でまとめた。
「高松宮記念時の追い切りとほぼ一緒の時計。4ハロンは51秒後半かな。体に余裕がある点と、牝馬で57キロを背負う点がどうかだね」。橋口調教師は慎重な姿勢も見せたが、原因不明のジンマシンで順調度を欠いていた春とは臨戦態勢が違う。
上村も「前回の不安に比べたら、春とは全然違うほどいい」とキッパリ。スプリンターズS連覇へ向け、今回は絶好のスタートを切る。