競馬ニュース > 記事
80年テンモン以来の牝馬Vを狙うミスエルテは栗東CWコースで併せ馬。折り合い面に気づかいながら、半マイルからサッと脚を伸ばした。
「一戦ごとに気持ちが高ぶってきているので、テンションを上げないよう工夫してきた」と池江調教師。どっしりと落ち着いているようには見えないが、鞍上の意のままにラスト1Fは11秒7。ダノンシーザーを持ったまま2馬身突き放した。
「馬の後ろにつけたら折り合えた分、最後までしっかり伸びていた。反応も良かった」と、難しい気性は見せずに最終追いをクリアできた。
「前走はゲートを出なかったこともあるけど、後方で脚をため、しっかり追えた。それが一番の収穫」と、やはり決め手が武器。「マイルはギリギリでしょう。牡馬相手に通用するかはやってみないと分からない」と慎重だが、阪神JFを同じ“怪物”フランケル産駒のソウルスターリングが圧勝しただけに負けられない。牡馬超えの決め手を見せたい。(夕刊フジ)
★朝日杯フューチュリティSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載