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牡馬相手に新馬→アイビーSを連勝。V3戴冠を目指すソウルスターリングが美浦坂路で高素質をアピールした。
他馬があまりいない時間帯に、単走でジワッとペースを上げた。終始手綱は動かないままだったが、ラスト1Fは無理なくスッとギアを上げて、12秒4でまとめた。
「先週Wコースでやって、けさは坂路でサラッと。1回使った分、調整は楽。普段は普通の2歳牝馬でも、走り出すと加速して、ゴール前の伸びが素晴らしい」と、藤沢和調教師が◎評価だ。
「この時期(2~3歳春)の長距離輸送は大変だけど、克服していかなきゃ。ダンスインザムードもスティンガーもシャイニンルビーもみんな通った道だから」と自身が手がけた名牝を引き合いに出すのも、大きな可能性を感じているから。その背景にあるのが血統的なスケール。父は14戦全勝の欧州の“怪物”フランケルだ。
「(その父)ガリレオの子も(祖父)サドラーズウェルズの子もやらせてもらっていて歴史を感じる。牧場としても大変な馬を買ってきたんだし期待に応えないとね。阪神のマイルは速いだけじゃダメだから、この馬にはいいと思う」。無傷での女王襲名へ、伯楽が手応えを深めている。(夕刊フジ)
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