競馬ニュース > 記事
ヌーヴォレコルトは香港GIクイーンエリザベスIICの前哨戦という状況下でも、アグレッシブに攻めてきた。
美浦Wコースで岩田騎手を背に、大きく前を行く2頭を目標に5Fからスピードアップ。内を回った直線で猛然と脚を伸ばし、5F62秒6、ラスト1F11秒5という規格外の時計を叩き出した。別組の2頭に追いつくことはなかったが、その豪快さは牝馬の域を超えている。
やりすぎでは? という質問に対しては、「内を回った分、速くなっただけ。乗り役の感覚に任せた。岩田だから」と、斎藤誠調教師は涼しい表情を浮かべる。
「前走後も疲れが取れてから山元トレセンに行けたくらい。海外といっても香港は関西に行くより(輸送時間は)短い。国内よりむしろ楽」と頼もしく、「GIクラスなのでちゃんと仕上げた。今の状態なら結果を出して香港に行けると思う」。もはや“牡馬ヌーヴォ”。前哨戦をTR仕様で臨むようなヤワな馬ではない。(夕刊フジ)
★産経大阪杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら
-
(退会ユーザー)