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6日の阪神9Rシクラメン賞(2歳500万下、芝1800メートル)は、内田博幸騎手騎乗の3番人気レプランシュ(牡、栗東・高野友和厩舎)がゴール前の大激戦をわずかに制してV。オープン入りを決めた。タイムは1分51秒7(良)。
ヒーズインラブがじわっと先手を取り、その外にフロムマイハートがつける。その後ろにサンライズクロンヌが続いて、人気のダノンシャルマンも4番手を追走した。しかし、スタートから3ハロンを通過したあたりで、ペースが落ち着いたところを見計らってウォーターミリオンが一気に外から進出して先頭を奪う。2番手にフロムマイハートとヒーズインラブが併走する形になって直線へ。フロムマイハート、ヒーズインラブが抜け出したところにダノンシャルマンが加わり、さらに大外からレプランシュも猛然と末脚を伸ばす。4頭が壮絶な叩き合いを演じたゴール前だったが、最後はわずかにレプランシュが差し切ってV。うれしい2勝目をマークした。ハナ差2着は5番人気のフロムマイハート。さらに1/2馬身差の3着には1番人気のダノンシャルマンが入っている。
レプランシュは、父ディープインパクト、母レディドーヴィル、母の父Fasliyevという血統。通算成績は3戦2勝となった。
内田騎手は「大外枠で最後入れだったため、スタートが良かったのが大きかったですね。新馬当時はフワフワした走りだったけど、今日はハミ掛かりが良くなっていたし、成長しているのを感じました。もともと追って味のあるタイプだし、最後までしっかり脚を使ってくれました」とハナ差の辛勝をものにして満足そうな表情を浮かべていた。
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