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アーバンシックが1番手評価だ。Wコースで2週前に6ハロン81秒7、1週前に同78秒9と意欲的な攻め馬を消化。その段階では手応えが渋く、まだ目覚めていない印象もあったが、7日の日曜にも坂路を4ハロン53秒9、ラスト1ハロン12秒5で登坂させてスイッチが入ったのか、今週のWコースでは1ハロン11秒3の切れ味を披露した。一度エンジンがかかれば、どこまでも伸びていきそうなすさまじい推進力は魅力だ。
レガレイラはここ2週が牝馬らしい瞬発力を感じさせる動き。特に北村宏騎手が騎乗した1週前はWコースでラスト1ハロン10秒9。それを馬なりでマークするのだから驚くばかりだ。今年初戦でも、いきなり動ける態勢に仕上がった。
サンライズジパングは1週前こそ併走遅れだったが、今週は一杯に追われて坂路4ハロン51秒6、ラスト1ハロン12秒0をマークし、僚馬を3馬身置き去りにした。弥生賞ディープ記念を回避した影響は感じさせない。(夕刊フジ)