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9月23日の中山11R・ながつきステークス(3歳以上オープン、ダート1200メートル、別定、12頭立て)は、3番人気で戸崎圭太騎手とコンビを組んだタガノクリステル(牝4歳、栗東・長谷川浩大厩舎)が中団追走から徐々に進出して人気2頭を差し切り、オープン初勝利を飾った。タイムは1分8秒9(重)。
3馬身差の2着は先行争いを制して先に抜け出していたパウオレ(1番人気)。さらにハナ差の3着には好位から早めに仕掛けたサンライズアムール(2番人気)が入った。
人気のパウオレが好スタートを切ったが、内から気合をつけてワルツフォーランがハナを主張。2頭が先行争いの形となる。アティード、サイクロトロン、サンライズアムールが続き、タガノクリステルはこれらを見る位置からの競馬。直線入り口ではパウオレがワルツフォーランをねじ伏せて先頭に立ち、そのまま押し切りを図る。そこに外から迫ったのがサンライズアムールだったが、これよりも脚いろが目立ったのはタガノクリステル。今回が初めてのダート6ハロン戦だったが、人気2頭を鋭く差し切ってオープン初Vを決めた。
ながつきSを制したタガノクリステルは、父ドレフォン、母タガノキャンドル、母の父アグネスタキオンという血統。祖母は1999年の秋華賞馬ブゼンキャンドル。通算成績は20戦5勝(うち地方1戦0勝)となった。