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スマートクラージュが惜敗続きに終止符、重賞初Vを果たす。
鞍馬S3着から臨んだ前走・CBC賞も3着。勝負どころで進路が塞がり、先に抜け出した2頭には届かなかった。勝ち馬より2・5キロ重かった57・5キロや、前が残りやすい開幕週のトラックバイアスも加味すれば、最も強い競馬をしたと評価できる。6歳を迎えて完成の域に達した印象だ。
6日には岩田望騎手を背に坂路を力強いフットワークで駆け上がり、4ハロン53秒2、ラスト1ハロン11秒6を軽々マーク。池江調教師は、「上がり重点でしまいの反応を確かめた。休み明けとしてはいい感じです」と納得の表情を浮かべていた。
阪神6ハロンは昨年の京阪杯で3着に差し込んだ実績があり、時計勝負に対応できることも前走で証明済みだ。先々週は札幌のWAJSを制し、先週は小倉2歳Sをアスクワンタイムで勝って波に乗る鞍上が、秋開幕週もスパッと決める。
〝究極の3連単〟は1着にスマートクラージュを固定。相手を5頭に絞った計20点で勝負だ!(夕刊フジ)