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6月3日の東京11R・アハルテケステークス(3歳以上オープン、ダート1600メートル、別定、16頭立て)は、3番人気で横山和生騎手とコンビを組んだタイセイサムソン(牡5歳、美浦・奥村武厩舎)が先手を取って直線では後続を突き放して完勝。文句なしの強さで初のオープン勝ちを果たした。タイムは1分33秒8(重)。
4馬身差の2着は中団から脚を伸ばしたガンダルフ(1番人気)。さらに1馬身差の3着には後方から外を回って追い込んだアラジンバローズ(2番人気)が入った。
レースはタイセイサムソン、サトノロイヤル、テイエムアトムの3頭が雁行状態で先行し、そこにエイシンギアアップ、ディパッセ、ソリタリオなどが続く形。人気のガンダルフは中団からの競馬となった。タイセイサムソンは枠順の利を生かしてハナに立ってリズム良く走ると、直線では他の先行馬を振り切ってあっという間に差を広げる。最後まで危なげない内容で押し切り、脚抜きのいい馬場もあって好タイムでのオープン勝ちを果たした。
アハルテケSを制したタイセイサムソンは、父メイショウサムソン、母マイユクール、母の父バゴという血統。通算成績は14戦5勝となった。