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4月22日の東京11R・オアシスステークス(4歳以上オープン、リステッド、ダート1600メートル、別定、16頭立て)は、1番人気でクリストフ・ルメール騎手とコンビを組んだコンシリエーレ(牡4歳、美浦・稲垣幸雄厩舎)が好位追走から抜け出してV。2歳時のカトレアS以来、2度目のオープン勝ちを飾った。タイムは1分36秒3(良)。
クビ差の2着は最後方追走から猛然と追い込んだハセドン(2番人気)。さらにクビ差の3着には勝ち馬の後ろからしぶとく伸びたアドマイヤルプス(4番人気)が入った。
ロードシュトロームが先手を主張し、ヴァルツァーシャルが2番手。グランデマーレ、コンシリエーレが続いて、アドマイヤルプスもその直後につけた。ハセドンはやや離れた最後方で脚をためる競馬。4コーナーで外から先頭をうかがうコンシリエーレは抜群の手応えで追い出しのタイミングを待って、余裕十分に抜け出す。ヴァルツァーシャルが食い下がり、その後ろからアドマイヤルプスが迫るところへ、大外からハセドンが猛追。際どいところまで迫ったが、コンシリエーレがそのまま押し切って人気に応える3連勝を飾った。これでJRAでは5戦全勝。前途洋々の4歳馬がダート界のスター候補に名乗りを上げた。
オアシスSを制したコンシリエーレは、父ドレフォン、母ターシャズスター、母の父Spanish Stepsという血統。通算成績は7戦5勝うち海外1戦0勝、地方1戦0勝となった。
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