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11月20日の東京11R・霜月ステークス(3歳以上オープン、別定、ダート1400メートル、14頭立て)は、1番人気で戸崎圭太騎手とコンビを組んだドライスタウト(牡3歳、栗東・牧浦充徳厩舎)が好位追走から抜け出して完勝。兵庫チャンピオンシップ4着以来、6カ月半ぶりのレースを克服して復活を遂げた。タイムは1分24秒7(良)。
1馬身3/4差の2着は2番手から粘り込んだケイアイターコイズ(3番人気)。さらに1/2馬身差の3着には外からじわじわと伸びたディアセオリー(7番人気)が入った。
レースは外からメイショウテンスイが先手を取り、ケイアイターコイズが2番手。好位に内デンコウリジエール、外ドライスタウトが続き、その後ろにディアセオリーがつけてペースは淡々と流れた。メイショウテンスイをかわしたケイアイターコイズが抜け出しを図ったが、ドライスタウトは抜群の手応えでこれを差し切り、昨年の全日本2歳優駿勝ち馬が休養明けをものともせず力の違いを見せつけた。
◆戸崎圭太騎手(1着 ドライスタウト)「春に地方で走ったときのデキにはまだなかったですね。いかにも休み明けという感じでした。それでもレースではしっかり走ってくれたし、能力が高い馬です」
霜月Sを制したドライスタウトは、父シニスターミニスター、母マストバイアイテム、母の父アフリートという血統。通算成績は5戦4勝(うち地方2戦1勝)となった。