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ブラストウェーブは2018年有馬記念など重賞5勝を挙げたブラストワンピースの全弟にあたる。予定していた2週前の東京戦を抽選で除外され、函館に移動しての仕切り直しとなったが調整は順調。日曜函館5R・芝1800メートル戦に出走する。6日には芝コースで4ハロン50秒3、ラスト1ハロン10秒9と豪快に伸びて、僚馬を4馬身突き放した。
調教にも騎乗した横山和騎手は「もう仕上がっているし、動けて当然の馬。小回りがどうかというところはあるけど、真ん中より外の枠でも引いて力を出し切れれば」とデビューVへ手応え。兄をほうふつとさせる540キロ超の巨漢ながら「完成度でいえばこの時期のワンピースより上だし、暑さが苦手な感じもするので涼しい気候もいい。総合力が求められる競馬がいいので、少し軟らかい芝もぴったり」と岩藤助手も即戦力として大きな期待を寄せている。