函館記念馬トーセンスーリヤは、勝てば文句なしのサマー２０００王者。負けても、ショウナンバルディが敗れ、自身が２～４着に入れば王座を獲得できる。

　美浦Ｗコース単走で、５ハロン６９秒５、ラスト１ハロン１１秒３。ゴール前で追われて力強い動きを見せ、引き続き好調な雰囲気だ。

　「先週、（横山和）ジョッキーが乗って『少し太いかな』という話だったけど、いい感じだね」と、小野調教師は満足そうな表情。「唯一の不安だった夏バテの兆候もないですね。函館記念はこれまでで一番強かった。あれ以上良くなったら怖いけど、具合は良さそうで心配なくこられました」と、期待に胸を膨らませていた。（夕刊フジ）

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