８月１５日の小倉１１Ｒで行われたサマー２０００シリーズ（全５戦）の第３戦・第５７回小倉記念（３歳以上オープン、ＧＩＩＩ、芝２０００メートル、ハンデ、９頭立て＝アールスターが出走取消、１着賞金＝４１００万円）は、松山弘平騎手騎乗の６番人気モズナガレボシ（牡４歳、栗東・荒川義之厩舎）が後方待機策から直線で大外に持ち出すと、豪快な追い込みを見せて重賞初制覇。グランプリボス産駒はＪＲＡ重賞初勝利を飾った。タイムは１分５９秒７（稍重）。



　武豊騎手騎乗のスーパーフェザー（８番人気）は、最後方をゆったり追走から３、４コーナーの中間から徐々に進出を開始。馬群の内をスルスルと通り抜けて直線入り口で先頭に立つと、そのまましぶとく脚を伸ばして３着に入線。最後は外から１、２着馬の強襲にあったものの、８番人気の低評価を覆す好走を見せた。



　◆武豊騎手「一瞬、はまったかと思いましたが、最後で止まりました。いい脚が長く続かない感じですけど、それでもよく頑張ってくれました」

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