安田記念５着のトーラスジェミニは、美浦Ｗコースで５ハロン７１秒１を計時した。全体の時計こそ控えめだが、折り合いは十分で、ラスト１ハロン１２秒５と反応は良好。１０馬身近く先行した僚馬シャークウォーニン（３歳未勝利）を１馬身かわした。小桧山調教師は「きょうはゴールで追いつくように。先週の段階で仕上がっている感じだし、福島までの輸送もあるので時計的にはこれくらいでいいでしょう。以前は坂路を１本しか上がれなかったけど、今はＷコースでできるようになった。運動量が違います」と充実一途の近況を伝えた。

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