無傷５連勝中のクリソベリル＝写真右＝はそのすべてが圧勝劇。３歳にして完全王者へ。注目の最終追いは先週同様に栗東坂路でブラックスピネルと併せた。馬体はやや太く映るが、迫力たっぷりのフットワークでしぶとい走り。一杯に追われたラスト２Ｆを１２秒４－１２秒９でまとめて、完調を思わせながら併入した。

　「動きは良く、ちょうどいい時計で、いい併せ馬。５５０キロぐらいあるかもしれないが、やるべきことをやっての体重だから問題はないよ」と浜田助手。昨年のルヴァンスレーヴに続く３歳馬Ｖへ、「まだ底を見せていないし、レースぶりに余裕がある。どんな形のレースでも勝っているし、（川田）ジョッキーもいろんなことを試してくれているからね」。一気の頂点はすぐそこだ。（夕刊フジ）



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