1996年にオープン特別としてレースが創設され、札幌芝1000mを舞台に行われた。2000年に芝1200mに距離延長。2002年に1000万下に降格したが、2006年の短距離重賞整備にともない重賞に昇格し、G3に格付けされた。同時に「サマースプリントシリーズ」に指定。約1カ月後に組まれているスプリンターズステークスに直結する前哨戦として、毎年ハイレベルな争いが展開されている。

1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。

回数	開催日	優勝馬
第18回	2023年8月27日 札幌 芝1200m	ナムラクレア 栗 牝4　浜中俊 長谷川浩
第17回	2022年8月28日 札幌 芝1200m	ヴェントヴォーチェ 栗 牡5　Ｃ．ルメール 牧浦充徳
第16回	2021年8月29日 札幌 芝1200m	レイハリア 美 牝3　亀田温心 田島俊明
第15回	2020年8月30日 札幌 芝1200m	エイティーンガール 栗 牝4　坂井瑠星 飯田祐史
第14回	2019年8月25日 札幌 芝1200m	ダノンスマッシュ 栗 牡4　川田将雅 安田隆行
第13回	2018年8月26日 札幌 芝1200m	ナックビーナス 美 牝5　Ｊ．モレイラ 杉浦宏昭
第12回	2017年8月27日 札幌 芝1200m	エポワス 美 セ9　Ｃ．ルメール 藤沢和雄
第11回	2016年8月28日 札幌 芝1200m	ブランボヌール 栗 牝3　戸崎圭太 中竹和也
第10回	2015年8月30日 札幌 芝1200m	ウキヨノカゼ 美 牝5　四位洋文 菊沢隆徳
第9回	2014年8月31日 札幌 芝1200m	ローブティサージュ 栗 牝4　三浦皇成 須貝尚介
第8回	2013年8月25日 函館 芝1200m	フォーエバーマーク 美 牝5　村田一誠 矢野英一
第7回	2012年8月26日 札幌 芝1200m	パドトロワ 栗 牡5　安藤勝己 鮫島一歩
第6回	2011年8月28日 札幌 芝1200m	カレンチャン 栗 牝4　池添謙一 安田隆行
第5回	2010年8月29日 札幌 芝1200m	ワンカラット 栗 牝4　藤岡佑介 藤岡健一
第4回	2009年8月30日 札幌 芝1200m	ビービーガルダン 栗 牡5　安藤勝己 領家政蔵
第3回	2008年8月31日 札幌 芝1200m	タニノマティーニ 栗 牡8　秋山真一郎 須貝彦三
第2回	2007年8月26日 札幌 芝1200m	クーヴェルチュール 美 牝3　横山典弘 国枝栄
第1回	2006年8月27日 札幌 芝1200m	チアフルスマイル 栗 牝6　岩田康誠 池江泰郎

オープン特別として創設された最初の年は6月開催だったが、翌年以降は8月下旬に固定されている。

3歳以上馬が出走可能（ただし、未出走馬・未勝利馬は出走不可）。負担重量規定は別定。斤量は3歳53kg、4歳以上56kg（牝馬はそれぞれ2kg減）。2023年より負担重量の変更が行われ、基礎重量が1kg引き上げられた（4歳以上57kg、牝馬2kg減）。コースは、オープン特別時代は札幌芝1000mと札幌芝1200mで開催。重賞昇格後は札幌芝1200m（第8回は函館芝1200m）。地方競馬所属馬ならびに外国産馬は創設時から出走可能。外国調教馬は2009年から出走可能に。2014年より優勝馬（地方競馬所属馬は2着馬まで）に対しスプリンターズステークスの優先出走権が与えられるようになった。