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12月のチャンピオンズカップや東京大賞典へとつながるダート路線の主要ステップレース。東京ダート2100m時代の第3~4回(1998~1999年)にはエムアイブランが2連覇を達成。第6回(2001年)は初ダートとなったクロフネが異次元の強さで圧勝劇を演じ、競馬界に衝撃を走らせたことは語り草となっているが、同馬が記録した1分33秒3という勝ちタイムは今もなおダート1600mのJRAレコードとして破られていない。なお、そのクロフネおよび第18回(2013年)の勝ち馬ベルシャザールは、次走でジャパンカップダート(現在のチャンピオンズカップ)も制し、JRA賞最優秀ダートホースのタイトルを手中に収めている。ほか、第11回(2006年)のシーキングザベスト、第14回(2009年)のワンダーアキュートなど、交流重賞戦線で活躍している馬の勝利も多数。
もともと春の東京開催で行われていたダート1600mのオープン特別「武蔵野ステークス」が、1996年にダート2100mのG3重賞としてリニューアル。その後、2000年のジャパンカップダート新設にともない、その前哨戦となるべく秋開催へと施行時期を移し、距離もダート1600mへと変更された。着順を問わず、このレースに出走した馬はジャパンカップダートで好走するケースが多かったが、同競走がチャンピオンズカップへと改められた2014年以降は好走例が激減し、前哨戦としながらもその関連性は薄くなりつつある。
1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 |
---|---|---|
第28回 |
2023年11月11日
東京
ダ1600m
|
ドライスタウト
栗
牡4 横山武史
牧浦充徳
|
第27回 |
2022年11月12日
東京
ダ1600m
|
ギルデッドミラー
栗
牝5 三浦皇成
松永幹夫
|
第26回 |
2021年11月13日
東京
ダ1600m
|
ソリストサンダー
栗
牡6 戸崎圭太
高柳大輔
|
第25回 |
2020年11月14日
東京
ダ1600m
|
サンライズノヴァ
栗
牡6 松若風馬
音無秀孝
|
第24回 |
2019年11月9日
東京
ダ1600m
|
ワンダーリーデル
栗
牡6 横山典弘
安田翔伍
|
第23回 |
2018年11月10日
東京
ダ1600m
|
サンライズノヴァ
栗
牡4 戸崎圭太
音無秀孝
|
第22回 |
2017年11月11日
東京
ダ1600m
|
インカンテーション
栗
牡7 三浦皇成
羽月友彦
|
第21回 |
2016年11月12日
東京
ダ1600m
|
タガノトネール
栗
セ6 田辺裕信
鮫島一歩
|
第20回 |
2015年11月14日
東京
ダ1600m
|
ノンコノユメ
美
牡3 C.ルメール
加藤征弘
|
第19回 |
2014年11月15日
東京
ダ1600m
|
ワイドバッハ
栗
牡5 武豊
庄野靖志
|
第18回 |
2013年11月10日
東京
ダ1600m
|
ベルシャザール
栗
牡5 C.ルメール
松田国英
|
第17回 |
2012年11月11日
東京
ダ1600m
|
イジゲン
美
牡3 R.ムーア
堀宣行
|
第16回 |
2011年11月13日
東京
ダ1600m
|
ナムラタイタン
栗
牡5 熊沢重文
大橋勇樹
|
第15回 |
2010年11月14日
東京
ダ1600m
|
グロリアスノア
栗
牡4 戸崎圭太
矢作芳人
|
第14回 |
2009年11月7日
東京
ダ1600m
|
ワンダーアキュート
栗
牡3 安藤勝己
佐藤正雄
|
第13回 |
2008年11月8日
東京
ダ1600m
|
キクノサリーレ
栗
牡3 後藤浩輝
吉田直弘
|
第12回 |
2007年10月27日
東京
ダ1600m
|
エイシンロンバード
栗
牡5 吉田豊
小崎憲
|
第11回 |
2006年10月28日
東京
ダ1600m
|
シーキングザベスト
栗
牡5 勝浦正樹
森秀行
|
第10回 |
2005年10月29日
東京
ダ1600m
|
サンライズバッカス
栗
牡3 佐藤哲三
音無秀孝
|
第9回 |
2004年10月30日
東京
ダ1600m
|
ピットファイター
美
牡5 柴田善臣
加藤征弘
|
第8回 |
2003年11月1日
東京
ダ1600m
|
サイレントディール
栗
牡3 O.ペリエ
池江泰郎
|
第7回 |
2002年10月26日
中山
ダ1800m
|
ダブルハピネス
栗
牡5 河内洋
柴田政見
|
第6回 |
2001年10月27日
東京
ダ1600m
|
クロフネ
栗
牡3 武豊
松田国英
|
第5回 |
2000年10月28日
東京
ダ1600m
|
サンフォードシチー
栗
牡5 村山明
大沢真
|
第4回 |
1999年5月22日
東京
ダ2100m
|
エムアイブラン
栗
牡7 武豊
伊藤修司
|
第3回 |
1998年5月23日
東京
ダ2100m
|
エムアイブラン
栗
牡6 武豊
伊藤修司
|
第2回 |
1997年5月17日
東京
ダ2100m
|
デュークグランプリ
美
牡6 岡部幸雄
小西一男
|
第1回 |
1996年5月18日
東京
ダ2100m
|
キソジゴールド
栗
牡7 安田康彦
安田伊佐
|
第1~4回(1996~1999年)は5月中旬~下旬。第5~14回(2000~2009年)10月下旬~11月上旬。第15回(2010年)以降は11月中旬に開催されている。
施行場所:東京ダート1600m(左回り) 出走資格:3歳以上 1着賞金:4000万円 負担重量:別定
1996年 | 東京ダート2100m、4歳(現在の3歳)以上、別定、混合競走として創設競走名は「武蔵野ステークス」G3(国内独自)に格付け |
1997年 | 指定交流競走に指定 |
1998年 | 「英国祭UK98開催記念」の副題を付して実施 |
1999年 | エムアイブランがレース史上初の2連覇を達成 |
2000年 | 国際競走に指定施行距離をダート1600mに変更 |
2001年 | 競走名を「東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス」に改称クロフネがダート1600mの日本レコードを更新 |
2002年 | 国際G3に格付け中山ダート1800mで施行 |
2014年 | チャンピオンズカップの前哨戦に指定 |