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桜花賞を目標とする牝馬たちが中山芝1600mを舞台に争う世代限定重賞。現行の1月開催で最初の勝ち馬となった第25回(2009年)のジェルミナルは、桜花賞3着、優駿牝馬(オークス)3着と、春のクラシックでも好成績を収めた。一方、大荒れになることが多いレースとしても知られており、第26回(2010年)のコスモネモシン(11番人気)、第29回(2013年)のクラウンロゼ(10番人気)、第31回(2015年)のノットフォーマル(11番人気)、第33回(2017年)のライジングリーズン(10番人気)、第39回(2023年)のキタウイング(11番人気)と、2桁人気の評価にとどまる伏兵の勝利が後を絶たない。
1984年のグレード制導入時に新設されたG3の「テレビ東京賞3歳ステークス」が本競走の前身。当初は3歳(現在の2歳)牝馬限定戦として12月の中山芝1600mで行われていたが、1991年に芝1200mへと距離を短縮。さらに1994年に現行の「フェアリーステークス」へと名称が改められた。その後、2009年に施行時期が1月へと変更されたことを機に、距離も従来の芝1600mへと戻されている。以降、桜花賞を中心とした牝馬クラシック戦線を占う関東地区の主要ステップレースへと様変わりを果たした。
1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 |
---|---|---|
第40回 |
2024年1月7日
中山
芝1600m
|
イフェイオン
栗
牝3 西村淳也
杉山佳明
|
第39回 |
2023年1月9日
中山
芝1600m
|
キタウイング
美
牝3 杉原誠人
小島茂之
|
第38回 |
2022年1月10日
中山
芝1600m
|
ライラック
美
牝3 M.デムーロ
相沢郁
|
第37回 |
2021年1月11日
中山
芝1600m
|
ファインルージュ
美
牝3 C.ルメール
木村哲也
|
第36回 |
2020年1月13日
中山
芝1600m
|
スマイルカナ
美
牝3 柴田大知
高橋祥泰
|
第35回 |
2019年1月12日
中山
芝1600m
|
フィリアプーラ
美
牝3 丸山元気
菊沢隆徳
|
第34回 |
2018年1月7日
中山
芝1600m
|
プリモシーン
美
牝3 戸崎圭太
木村哲也
|
第33回 |
2017年1月8日
中山
芝1600m
|
ライジングリーズン
美
牝3 丸田恭介
奥村武
|
第32回 |
2016年1月11日
中山
芝1600m
|
ビービーバーレル
美
牝3 石橋脩
中舘英二
|
第31回 |
2015年1月12日
中山
芝1600m
|
ノットフォーマル
美
牝3 黛弘人
中野栄治
|
第30回 |
2014年1月13日
中山
芝1600m
|
オメガハートロック
美
牝3 戸崎圭太
堀宣行
|
第29回 |
2013年1月12日
中山
芝1600m
|
クラウンロゼ
美
牝3 三浦皇成
天間昭一
|
第28回 |
2012年1月9日
中山
芝1600m
|
トーセンベニザクラ
美
牝3 津村明秀
柴崎勇
|
第27回 |
2011年1月10日
中山
芝1600m
|
ダンスファンタジア
美
牝3 A.クラストゥス
藤沢和雄
|
第26回 |
2010年1月11日
中山
芝1600m
|
コスモネモシン
美
牝3 石橋脩
清水英克
|
第25回 |
2009年1月11日
中山
芝1600m
|
ジェルミナル
栗
牝3 福永祐一
藤原英昭
|
第24回 |
2007年12月16日
中山
芝1200m
|
ルルパンブルー
美
牝2 吉田隼人
坂本勝美
|
第23回 |
2006年12月17日
中山
芝1200m
|
アポロティアラ
美
牝2 勝浦正樹
柴崎勇
|
第22回 |
2005年12月18日
中山
芝1200m
|
ダイワパッション
美
牝2 長谷川浩大
増沢末夫
|
第21回 |
2004年12月19日
中山
芝1200m
|
フェリシア
美
牝2 横山典弘
上原博之
|
第20回 |
2003年12月21日
中山
芝1200m
|
マルターズヒート
栗
牝2 D.バルジュー
坂口正則
|
第19回 |
2002年12月15日
中山
芝1200m
|
ホワイトカーニバル
美
牝2 D.バルジュー
伊藤圭三
|
第18回 |
2001年12月16日
中山
芝1200m
|
サーガノヴェル
美
牝2 横山典弘
古賀史生
|
第17回 |
2000年12月17日
中山
芝1200m
|
テンシノキセキ
栗
牝2 江田照男
橋口弘次
|
第16回 |
1999年12月25日
中山
芝1200m
|
ベルグチケット
美
牝2 柴田善臣
手塚貴久
|
第15回 |
1998年12月26日
中山
芝1200m
|
タヤスブルーム
栗
牝2 蛯名正義
山内研二
|
第14回 |
1997年12月20日
中山
芝1200m
|
レディステラ
栗
牝2 横山典弘
池江泰郎
|
第13回 |
1996年12月21日
中山
芝1200m
|
ヒシナイル
美
牝2 的場均
中野隆良
|
第12回 |
1995年12月23日
中山
芝1200m
|
マックスロゼ
栗
牝2 柴田善臣
伊藤雄二
|
第11回 |
1994年12月24日
中山
芝1200m
|
プライムステージ
栗
牝2 岡部幸雄
伊藤雄二
|
第10回 |
1993年12月25日
中山
芝1200m
|
ナガラフラッシュ
栗
牝2 安田隆行
瀬戸口勉
|
第9回 |
1992年12月26日
中山
芝1200m
|
マザートウショウ
美
牝2 横山典弘
奥平真治
|
第8回 |
1991年12月21日
中山
芝1200m
|
ディスコホール
栗
牝2 岡部幸雄
山内研二
|
第7回 |
1990年12月1日
中山
芝1600m
|
ブルーベイブリッジ
美
牝2 藤原英幸
山田要一
|
第6回 |
1989年12月16日
中山
芝1600m
|
ヤマタケサリー
美
牝2 柴田善臣
畠山重則
|
第5回 |
1988年12月17日
中山
芝1600m
|
カッティングエッジ
美
牝2 蛯沢誠治
高橋英夫
|
第4回 |
1987年12月19日
中山
芝1600m
|
シノクロス
美
牝2 嶋田功
西塚十勝
|
第3回 |
1986年12月13日
中山
芝1600m
|
コーセイ
美
牝2 増沢末夫
尾形盛次
|
第1~24回(1984~2007年)は原則的に12月中旬~下旬。第25回(2009年)以降は1月上旬~中旬に開催されている。なお、2008年は施行時期の変更にともない開催を休止している。
施行場所:中山芝1600m(右・外回り) 出走資格:3歳牝馬 1着賞金:3800万円 負担重量:馬齢重量
1984年 | 中山芝1600m(外)、3歳(現在の2歳)牝馬、馬齢重量戦として創設競走名は「テレビ東京賞3歳牝馬ステークス」G3(国内独自)に格付け |
1991年 | 施行距離を芝1200m(外)に変更 |
1993年 | 混合競走に指定 |
1994年 | 競走名を「フェアリーステークス」に改称 |
1996年 | 指定交流競走に指定 |
2001年 | 負担重量を定量に変更 |
2003年 | 負担重量を馬齢重量に変更 |
2007年 | 格付け表記をJpn3に変更 |
2008年 | 施行時期の変更にともない開催休止 |
2009年 | 施行距離を芝1600m(外)、出走資格を3歳牝馬、負担重量を別定に変更国際競走に指定、国際G3に格付け |
2021年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
2024年 | 負担重量を馬齢重量に変更 |