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私、佐藤洋一郎が1970年秋にサンスポの【読者対抗予想コンテスト】を知ったときすでに2週目だったが、並み居る強豪をゴボウ抜きして【初代チャンピオン=天狗記者】の称号をいただいた。原稿料をもらって1カ月の予想コラムを書き記者室に入れてもらい、菊花賞取材&観戦記執筆というオマケも。まさに天にも昇る気分で、それが忘れられなくて競馬エイト発刊スタッフの誘いに二つ返事で応じ…サンスポに移籍し…といった過去を、【馬券王スタジアム】の企画を聞いて思い出した。そして、ひょっとすると、まったく新しい才能が出現するかもしれないぞ…と。
「書斎派」予想を確立した大橋巨泉さんはわれわれの予想を「現場派」と呼んだ。が、今やその両者をもってしても予想=馬券の神髄を究めるのは難しい。複雑多岐、難攻不落。このハードルを難なくクリアしてしまう第三の予想、たとえば【ゲーム派】の出現。能書きやデータや論理を介さないで、一気に当たり馬券にたどり着く術をゲーム世代、平成の馬券オタクなら習熟しているかも。サンスポ予想オールカマー、どんどんいらっしゃい!
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