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着 順 |
馬 番 |
馬名 性齢 斤量 馬体重 |
騎手 調教師 |
オッズ タイム/着差 |
---|---|---|---|---|
1 | 3 |
マツリダスティール
牡2 55.0 482(+4)
|
阿部英俊 岩手 菅原勲 |
2.0倍① 1.40.7 |
2 | 9 |
エイシンビッグボス
牡2 55.0 520(+2)
|
岩橋勇二 北海道 田中淳司 |
11.2倍③ 21/2 |
3 | 7 |
スマイルミュ
牝2 54.0 490(±0)
|
桑村真明 北海道 村上正和 |
2.0倍② クビ |
4 | 6 |
トーセンダーウィン
牡2 55.0 472(-7)
|
山本聡哉 大井 高野毅 |
18.0倍④ 21/2 |
5 | 4 |
リップクリーム
牝2 54.0 396(-9)
|
陶文峰 岩手 菅原右吉 |
23.2倍⑤ クビ |
単勝 | 3 | 200円 | 1番人気 |
複勝 | 3 | 100円 | 2番人気 |
9 | 150円 | 4番人気 | |
7 | 100円 | 1番人気 | |
枠連 | 3 - 8 | 420円 | 2番人気 |
馬連 | 3 - 9 | 530円 | 2番人気 |
ワイド | 3 - 9 | 220円 | 2番人気 |
3 - 7 | 130円 | 1番人気 | |
7 - 9 | 270円 | 4番人気 | |
馬単 | 3 → 9 | 790円 | 3番人気 |
3連複 | 3 - 7 - 9 | 370円 | 1番人気 |
3連単 | 3 → 9 → 7 | 1,600円 | 2番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
全日本2歳優駿の前哨戦となる兵庫ジュニアグランプリ。2歳最初のGⅢ・エーデルワイス賞は、過去10年で地方馬が6勝2着8回と優勢。次のGⅢ・北海道2歳優駿は地方馬は1着4回、2着4回と中央馬とほぼ五分五分(2011年~2019年終了現在)。しかし、3度目の兵庫ジュニアグランプリとなると、過去10年で地方馬が1勝2着3回と中央馬との逆転現象が起こる。
なぜ、このタイミングで逆転現象が起こるのかというと、JRAでは秋になるとダートの1勝クラスが行われるようになり、中央勢もある程度のキャリアを積むことが出来るからだ。キャリアを何戦も積んで大きな上積みが見込めない地方馬と、キャリアの浅い時点で2勝した中央馬の対戦図式になれば、後者に軍配が上がることがほとんど。競走馬はデビューしてから5戦目くらいまではレースに慣れて、大きな上昇を見せるものだからだ。
実際に過去10年の中央の優勝馬を見ても、2011年こそ前走2勝クラスで2着のゴーイングパワーが勝利しているが、同馬はこのレースが初ダートだった馬。それ以外は全て2勝馬が制している。2着馬もほぼ2勝馬で、1勝馬で2着だったのは、2017年のアスターソードのみ。ただし、2017年は中央のダート2勝馬がこのレースの優勝馬ハヤブサマカオーの1頭しか出走していなかった年だ。
遡れば2008年に1戦1勝馬のアースリヴィングが2着したことがあるが、同馬は新馬戦で9馬身(1.5秒)差の圧勝を収めていた馬。つまり、1勝馬でも初ダートや新馬戦を圧勝した馬ならば勝つ場合もあるが、基本的には2勝馬が有力ということ。
しかし、今回が初ダートの馬は、ゴーイングパワーのように優勝する場合もあるが、走らせてみなければわからない面もあるのは否めない。2016年にアズールムーンが「フットワークがダート向き」などと言われ、1番人気に支持されたが、5着に敗れたこともあるだけに、本命候補にはお薦めしない。
また、前走ダートの1勝クラスで2着だった馬もこのレースでは不振で、過去10年では3着が精一杯という状況下。このタイプはそれなりに人気になるが、点数を絞りたければ消してしまうのもひとつの手段かもしれない。
本命候補にはやっぱり、前走1勝クラスの勝ち馬がお薦め。その中でも最有力なのは、オキザリス賞やなでしこ賞など、前走ダ1400mの特別戦を勝利している馬だ。その成績はオキザリス賞が東京ダ1400m戦として2013年度に復活して以降、なでしこ賞が京都ダ1400m戦として2014年度に復活して以降、【4・3・0・0】と連対率100%だ。
1着の該当馬は、2015年のサウンドスカイ、2017年のハヤブサマカオー、2018年のデルマルーヴル、2019年のテイエムサウスダン 。2着の該当馬は、2016年のハングリーベン、2018年のオルトグラフ、2019年のメイショウテンスイだ。
他では、前走の北海道2歳優駿(現JBC2歳優駿)で3着以内も有力。北海道2歳優駿の上位馬は、全日本2歳優駿に直行することが多いが、ここに出走してくれば十分に信頼が出来る。過去10年の該当馬は、2010年の2着馬カネマサコンコルドのみだが、遡れば2009年のラブミーチャン、2007年の優勝馬ディアヤマトもこのレースを優勝している。また、前記該当馬は全て地方馬で、中央馬で該当する馬はゼロだった。
また、このレースは比較的本命サイドで決着していることが多いが、前走1勝クラスを勝利した馬がこのレースで敗れることによって、高配当が発生している。特に2014年は、キャプテンシップの凡走によって、馬複3万2290円(3連単60万3300円)の大波乱となった。前走500万下の勝ち馬が信頼するに足りないようであれば、いっそ波乱に賭けてみるのも悪くない。
中央の2勝馬が凡走した場合にはいくらでも荒れようがあるが、そういう場合には地方馬がよく穴を開けているのがポイント。キャプテンシップが凡走した2014年のワン、ツーを決めたのも浦和のジャジャウマナラシ(7番人気)と門別のオヤコダカ(6番人気)だった。
また、芝のレースで2勝のアズールムーンが凡走した2016年も、勝ったのは門別のロードジュレップ(6番人気)。これらの共通項は、地方のオープン以上のレースで連対実績があることと、前走で4コーナー先頭の勝ちに行くレースをしていること。そういう地方馬の一発には注意しよう。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・前走、オキザリス賞かなでしこ賞を勝利した馬。
・前走の北海道2歳優駿(現JBC2歳優駿)で3着以内だった馬。
●穴馬候補
・地方のオープン以上のレースで連対実績がある馬。
(前走で4コーナー先頭の勝ちに行くレースをしていることが条件)
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